ブラッドローンという言葉を聞いたことのある方は、ほとんどいらっしゃらないと思います。
なぜなら、私たちがつくった造語だからです…。すみません。
しかしながら、上手に使うことができれば、これ以上優れた住宅ローンは存在しない
と言えるでしょう。
ブラッドローンの背景:中間マージンを取り除くと…?
ブラッドローンの内容は極めて簡単で、一言で表現できてしまいます。
現に、昔からしばしば利用されてるものです。
しかし、一般的には、「他の金融機関が貸してくれないから」「気軽だから」といった理由で利用されていますが、よく考えてみると、非常に大きなメリットにたどり着きます。
そこで、背景から説明し、そのメリットについて解説します。
背景が見えやすいように、話を単純化します。
あなたと、銀行と、親の3者しか存在しない世界を思い浮かべます。
あなたは、家を購入するために、銀行から住宅ローンを借りました。
これを絵にすると、下図のようになります。
仮に、あなたは銀行から3,000万円の住宅ローンを30年返済・元利金等返済方式で借り、
親は3,000万円を銀行に預金しているとします。
住宅ローンの金利を3%、普通預金の金利を0.001%としますと、この世界の経済の流れは、
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年間の返済額 |
内、年間の利息支払額 |
| あなた |
1,517,775円 |
891,435円(初年度) |
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年間の利息受取額 |
| 銀行 |
- |
891,135円(取り分 99.97%) |
| 親 |
- |
300円(取り分 0.03%) |
こうなりますね。
あなたが支払う住宅ローンの利息の内、99.97%を銀行が取り、残りの0.03%を親が取ります。
銀行は、あなたに3,000万円貸して、年間891,435円(初年度)受け取ります。
親は、銀行に3,000万円貸して、年間300円受け取ります。
銀行が儲かるわけです。
そこで、こうしてはいかがでしょうか。
あなたは親から直接、3,000万円を借ります。
30年返済・元利金等返済方式は同じで、金利を1%とします。

すると、あなたは、銀行に3%支払っていた住宅ローンの利息が、1%で済みますし、
先ほどはたっぷり銀行に取られた利息は、100%親のものになりますので、
親は、0.001%とカスみたいな利息しか受け取っていなかったところ、1,000倍の1%も受け取ることが出来るようになりました。
これを表にしますと、こうなります。
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年間の返済額 |
削減効果 |
内、年間の利息支払額 |
削減効果 |
| あなた |
1,157,902円 |
▲359,873円
(23%減) |
296,057円(初年度) |
▲595,378円
(77%減) |
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年間の受取額 |
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年間の利息受取額 |
増加効果 |
| 親 |
1,157,902円 |
- |
296,057円(初年度) |
+295,757円
(987倍) |
まず、あなたの住宅ローン返済額は、銀行に毎年1,517,775円返済していたのが、1,157,902円になり、359,873円(23%減)も得することになります。
また、返済額の内、利息支払額は、銀行に借りると891,435円(初年度)でしたが、親から借りれば296,057円(初年度)になり、595,378円(77%減)も削減できます。
一方親は、銀行に貸した場合、300円しか受け取らなかったのが、296,057円(初年度)と、実に987倍にもなります。
尚、0.001%が1%になったのに1,000倍にならないのは、あなたが毎月元金を返済するからです。
この場合、あなたから見ると、低金利の住宅ローンとほとんど変わりませんが、
親から見ると、3,000万円を利回り1%で運用して、30年間
毎月決まった額を受け取る、年金型の金融商品を買った、と言えるでしょう。今のご時勢、なかなか無い商品です。
さて、話を分かりやすくするために、3者しかいない世界としましたが、現実の世界に照らし合わせても、金融機関が複数になるだけで、根本は変わりません。
また例では3,000万円としましたが、もちろん高額である必要はありません。
数百万円でも十分効果があります。
ブラッドローンの一番の用途は、フラット35との併用でしょう。
例えば、フラット35では不足する資金を、民間金融機関から借りるのではなく、ブラッドローンを利用してはいかがでしょうか。
金利の上昇による住宅ローン地獄のリスクを無くすことができますし、金利を低く設定すれば、返済額も少なく済みます。
また、住宅ローンの借り換えにも有効です。
全額ならベストですが、そうでなくとも、可能な範囲でブラッドローンを組み、
ブラッドローンで得た資金を繰り上げ返済してしまえばOKです。
このように、様々なメリットのあるブラッドローンですが、注意点がいくつかありますので、
次のページで解説します。
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