次に、元利均等返済(がんりきんとうへんさい)と、元金均等返済(がんきんきんとうへんさい)について解説します。
元利均等返済とは、毎月の返済額が一定となるように、元金と利息の割合を決める返済方式です。
元金均等返済とは、毎月の元金返済額が一定となるものです。
住宅ローンでは、元利均等返済の方が一般的ですが、
元金均等返済が利用できるのなら、検討する価値があります。

元利均等返済と元金均等返済の具体例
1,000万円を固定金利3%、10年返済で組んだケースで説明します。
尚、グラフは年単位で書かれていますが、計算は月次単位で行っています。
◇元利均等返済

元利均等返済は、金利が固定されている場合、毎月の返済額が均等になるものです。
グラフの通り、はじめは利息の返済分が多く、次第に元金返済分が増えます。
◇元金均等返済
元金均等返済は、毎月の元金返済額が一定となる返済です。
元金の返済額は均等ですが、利息ははじめが一番高く、次第に低くなります。
元利均等返済と元金均等返済を比べますと、
月々の返済…借り入れ期間の前半は、元利均等返済の方が低く、後半は元金均等返済の方が低くなります。
生涯の返済…元金均等返済の方が低くなります。
ということになります。
尚、この例では、説明を簡易にするために、返済期間を10年と短くしました。
30年・35年と長くなるに従い、利息返済の割合は増え、はじめの頃は、返済額の内、6割ほどを利息が占めます。

このように、元金均等返済は生涯の返済額を抑えることができます。
はじめの頃は毎月の返済額が高くなりますが、毎月少しずつ下がりますので、
キャッシュフローにゆとりがあれば、元金均等返済をおすすめします。
ただし、金融機関や住宅ローン商品によっては、元金均等返済の設定が無く、利用できないことがあります。
その場合は、繰り上げ返済を行って、キャッシュフローのゆとりを元金返済にまわすことができます。
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