財形貯蓄を行っている人は、財形融資を受けることができます。
財形貯蓄とは、正式には勤労者財産形成貯蓄といいます。
1972年に開始されて以来、多くのサラリーマンや公務員の方に利用され続けています。

財形の特徴
財形貯蓄や財形融資を利用するには、勤め先が財形貯蓄を扱っていることが前提となります。もし扱っているようでしたら、下記の特徴がありますので、上手に利用しましょう。
尚、財形貯蓄には、一般財形貯蓄、財形住宅貯蓄、財形年金貯蓄の3種がありますが、それぞれの詳しい解説は省略します。
1.給与天引き
何だかんだ言っても、給与天引きで強制的に貯蓄された方が、
しっかり貯蓄できてしまうのが人の性。この効果は結構大きい。
2.非課税
一般的に、預貯金の利子には20%の源泉分離課税が適用されますが、財形貯蓄のうち、
財形住宅貯蓄と財形年金貯蓄は、元利合計550万円まで非課税となります。
尚、それぞれの貯蓄目的以外で払い出すと、しっかり課税されます。
また、一般財形は非課税ではありません。
3.財形融資が利用できる
そして登場するのが、財形融資です。
財形融資には、財形持家融資と財形教育融資があります。
一般財形貯蓄、財形住宅貯蓄、財形年金貯蓄のいずれかを積み立てていれば、利用することができます。
財形持家融資は、財形貯蓄を1年以上継続していて、貯蓄残高が50万円を超えている方が利用できます。
主な内容は、次の通りです。
項目 |
内容 |
| 融資限度額 |
財形貯蓄残高の10倍まで。最高限度は4,000万円。 |
| 金利 |
固定金利選択型 5年固定 |
| 返済負担率 |
25%
*返済負担率=年間の返済額 ÷ 年収(税込み) |
| 融資期間 |
最長35年 |
ご覧の通り、基本的な性質は、民間金融機関の固定金利選択型 5年固定と同じです。
これも、使い方を間違えると、住宅ローン地獄行きです。
また、財形教育ローンは、財形貯蓄残高の5倍以内(10万〜450万円の範囲で)、固定金利、融資期間10年です。
国民生活金融公庫が扱う「国の教育ローン」は、学生ひとりあたり200万円まで、固定金利、融資期間10年です。
国民生活金融公庫の方が金利が低いのですが、ともに様々な条件がありますので、比較しながら選択して下さい。
参考:財形について詳しく知りたい方は、こちらをご参照下さい。
独立法人 雇用・能力開発機構 勤労者財産形成促進制度
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